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Vol.3

「父親の不倫を暴露」


 「妻とは別れる!」と言い切った五嶋さん。帰宅してから早速 妻・千香子に切り出そうとするのですが、やはり なかなか言い出せません。

 真尋も帰宅。またお兄ちゃんの部屋に・・。何かあると必ずお兄ちゃんの部屋に行くんですねー。写真立ての中の小さいお兄ちゃんに話しかけます。

「五嶋さん別れるって・・。お兄ちゃん、お父さんも そうだったのかな。」

 翌朝家族の揃った食卓でおばあちゃまが引越して来ることになったと話すお母さん。お兄ちゃんの部屋を使うと聞いて ちょっと戸惑う真尋でした。

 会社で中鉢君に「なんかいいことあったか?」と言われる真尋。いつも いいことがあると着けるピアスに中鉢君は気がついたのでした。妻と別れるという五嶋さんの言葉を素直に喜ぶ気にはなれなかった真尋ですが、一晩寝て きっと嬉しい気持ちが湧いてきたのですね。

 真尋は廊下で五嶋さんの姿を見つけて、嬉しそうに声をかけます。すると五嶋さんは・・いたたまれないような様子でろくに返事もできず立ち去ってしまったのでした。

 夜になって、真尋はSweetSeasonへ。中には苦悩する顔でグビグビと酒を飲んでる五嶋さんが・・。分かりやすい人ですねー。真尋は明るい調子で話しかけます。

 そして「よし! なしにしよう! 昨日のことはなし! 」「あたし別れてくれなんて頼んでない。あたしの立場も考えてよ。別れる別れないは夫婦の問題で あたしには関係ない。」と 突き放した言い方をします。

「悪かったな。そうだよな。迷惑な話だよな。」険悪な雰囲気・・。たまらなくなって真尋は席を立ちます。五嶋さんはそのまま一人で飲み続けます。

 嫌な酔い方をしたっぽい五嶋さんはSweetSeasonを出る時、いつも店の入り口の所で釣りをしている店員から真尋の手紙を渡されます。

『さっきは ひどいこと いっぱい言っちゃって ごめんなさい。あたし怖かったの。やっぱり奥さんとは別れられないから、あたしとの関係を終わりにしようって言われるのが怖かったの。

 不倫をしてる自分は嫌いです。でも、辛くはないんです。一番辛いのは あなたを失うことだから。

 涙ぐむ五嶋さん。ちょっと かわいいです。

 その頃 真尋は家でお茶漬けをすすっていました(菜々子またマジ食いしてます)。



 中鉢君とお昼を一緒に食べる約束をした真尋ですが、なんだか体調がよくありません。食欲もないし、心配する中鉢君に「たぶん風邪かな?」と答えます。

 やり直したいと言う中鉢君に、真尋はついに つきあっている人がいると告白。でも妻帯者とは とても言えず(それも五嶋課長!)、「バツイチなんだ・・。」と話します。中鉢君はやせ我慢して「そいつにフラれんなよ! 」「そいつと喧嘩して相談あったらいつでも乗るよ。」と言ってくれます。いいやつです。

 

 五嶋さんは今夜こそ千香子に別れ話を切り出そうとしていました。話そうとしたら突然大きな物音。絶妙のタイミングで千香子は倒れてしまったのです! 救急車で病院に・・過労だと医師に説明を受けます。

 その時 自宅の真尋は、自分の体の変調の理由に気がついたのでした。

 翌日、トイレから出てきて崩れ落ちるように座り込む真尋。手には買ってきたばかりの妊娠検査薬が・・。

 その日は土曜日、みんなでお兄ちゃんの部屋を片付けることになっていました。両親がお兄ちゃんの形見の机やランドセルをゴミに出すと知って激怒する真尋(そりゃそーだ)。怒りにまかせて ぶちまけます。

「お兄ちゃんは・・殺されたのよ。」

 それを聞いてしまった妹の由真はびっくり。「殺されたって どういうこと!?」教えてと詰め寄る由真に真尋は全て暴露してしまいます。

 その日お父さんは、子供達を海に連れていくという約束を破って愛人と過ごしていたのでした。お兄ちゃんは、日焼けしてないと お母さんが気づいて また喧嘩になるからと真尋を連れてプールへ。彼は「お兄ちゃん大人のプールでも足つくんだぞ。見てろ。」と深い所へ行き排水溝に足を取られて死んでしまったのでした。

 哀しいお話ですね・・。真尋はお兄ちゃんのランドセルを抱きしめたまま、泣きながら話します。真尋は知らんぷりを通したお母さんのことも怒っていました。

 ショックを受けた由真は家から飛び出して おばあちゃまの所へ。おばあちゃまの引越しは一週間延期に・・。

「俺はこのまま一生許してもらえないのか? 信じてもらえないのか?」お父さんはお母さんに訴えます。


 SweetSeasonで五嶋さんを待つ真尋。留守電に大事な話があると入れておいたのです。五嶋さんは妻が入院中で、もちろん行けません。携帯に電話が入り、真尋はどうしても話したいことがあるからと次の日にまた約束。

 朝 真尋は会社を遅刻して産婦人科に行きました。

 夜、また真尋は待ちぼうけをくらいます。五嶋さんに電話して思わず「あたしは大事じゃないの?」「そんな我が儘 藤谷らしくない。」「あたしらしいって何?」と喧嘩腰になってしまいます。

 困った真尋は中鉢君を呼び出します。「お願いがあるの。」と中絶手術の同意書を差し出します。「誰かのサインがいるの。明日手術なの。」驚く中鉢君。


 手術を受ける為 中鉢君のバイクで病院に送ってもらう真尋。その頃 病室で、夫が離婚届を用意していたとは夢にも思わない千香子は、「子供つくったり、ちゃんと家族になろうか。」なんて五嶋さんに話していました。

 中鉢君から同意書を受け取り「ここでいいよ。」と一人で歩き出す真尋の後ろ姿を見て、中鉢君は叫びます。

いいのか? 後悔しないのか?」

「平気だよ!!」と答える真尋の顔は半ベソ。駆け寄って同意書を取り上げる中鉢君。

「産みたくないのか?はっきり言えよ! 」

「産みたいよ。好きな人の子供だもん。」この言葉を聞いて、

「・・わかった。産めよ。オレが面倒みてやるから、産め。」

と言い切る中鉢君。「オレはお前と結婚する。これはプロポーズだ!! 」(おおー。パチパチパチ)

 丁度そこで真尋の携帯が鳴ります。「出ろよ。」と中鉢君。表示画面を見て保留にする真尋。もちろん五嶋さんからです。「そいつか?」中鉢君は携帯を奪い取って「あんた誰なんだよ? 誰なんだよ?? 」と怒鳴りつけます。真尋が慌てて取り返そうとします。「チュー(中鉢君のあだ名)!!」と叫んで。


 中鉢君の方がいいかも・・・(やっぱり「オマエ」って呼ぶけど)・なんて思ってしまいます。この辺から話が少しヘビーになってくるんですよね。不倫に妊娠ですからねー。惨めな状態が続いて見ていられません。見てるんですけど。中鉢君が救世主に見えてしまいます。

2001/6/15



Vol.4

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